マスナガ動物病院 東京都杉並区浜田山4-11-12

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診療時間
9:00〜12:00 16:00〜19:00 火・水曜休診

電話03-5378-1014

眼科使用の機器

検査関連

 眼科で使用する機器は光学系を備えた特殊なものが多くあります。その一部を紹介致します。

光干渉網膜断層計(HEIDELBERG SPECTRALIS OCT 2)

 今まで出来なかった生体の網膜の断層が撮影できる検査器械です。進行性網膜萎縮等の網膜変性症の早期診断に貢献します。また網膜剥離した際の硝子体手術の適応の判断にも使用します。獣医眼科領域にも普及し始めた最先端検査器械です。当院ではいち早く導入いたしました。

写真:

超音波診断装置(TOMEY UD-1000)

 白内障等で眼内が透検出来ない際に網膜や硝子体の状態を形態的に観察する際に使用する装置です。また40MHzの高周波のプローブを使用する超音波生体顕微鏡検査も出来ます。これにより隅角の状態が精密に観察出来ます。

写真:超音波生体顕微鏡検査

スペキュラーマイクロスコープ(KONAN NSP-900Ⅱ)

 角膜内皮細胞数を測定する装置です。角膜内皮障害の診断や眼内手術の予後の推察に使用します。

写真:歯磨きレッスン

据え置き細隙灯(スリットランプ TOPCON SL-7E/F)

 角膜の厚さや角膜損傷の深さ等を観察するのに使用する装置です。光の反射をうまく使うことで前眼部の色々な事象を観察出来ます。

写真:据え置きスリットランプ

手待ち細隙灯(スリットランプ KOWA SL-14/17/19)

 据え置きタイプ同様、角膜の厚さや角膜損傷の深さ等を観察するのに使用する装置です。光の反射をうまく使うことで前眼部の色々な事象を観察出来ます。こちらは手待ちタイプとなり、動く動物に使いやすいものです。

写真:据え置きスリットランプ

眼底カメラ1(KOWA GENESISS)

 眼底の状態を観察し記録するための装置です。網膜剥離や硝子体出血の確認や進行性網膜萎縮の診断等に使います。

写真:眼底カメラ1

眼底カメラ2(KOWA GENESISS-D)

 眼底カメラ1と同様、眼底の状態を観察し記録するための装置です。網膜剥離や硝子体出血の確認や進行性網膜萎縮の診断等に使います。こちらはデジタル仕様となります。

写真:眼底カメラ1

眼圧計(TONOPEN AVIA)

 平圧式の眼圧計です。緑内障の診断には不可欠ですが、ぶどうの膜炎の診断の重要な手がかりにもなります。

写真:眼圧計

眼圧計(icare TONOVET)

 こちらはリバウンド式の眼圧計になります。TONOPEN AVIAに比べてより不快感が少なく眼圧が測定出来ます。AVIAもTONOVETも手持ちで犬や猫の動きに合わせての測定が出来ます

写真:眼圧計

非球面レンズ とトランスイルミネーター(NIKON HIENE etc)

 眼底を観察する為の特殊なレンズです。眼底カメラや直像鏡に比べて広範囲に眼底を観察出来ます。球面の眼底のどこにでも焦点が合うように非球面構造をしています。得られる像は左右上下が逆になっています。

写真:非球面レンズ

隅角鏡(Ocular)

 直接見ることが出来ない、眼房水の排出口である隅角の観察に使います。緑内障の原因や予後判定には重要な検査になります。

写真:非球面レンズ

網膜電図装置(TOMEY Compact ERG LE-100)

 網膜の活動性を判定する装置です。進行性網膜萎縮の診断等に使います。白内障の手術前に、進行性網膜萎縮の合併症としての白内障の有無を確認するためにも行います。

写真:非球面レンズ

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手術関連

手術用顕微鏡(ZEISS S5)

 ほとんどの眼科手術で使用する装置です。鏡筒の上下左右の動きやピント調整、倍率の変更は全てフットスイッチで行えます。

写真:手術用顕微鏡

超音波乳化吸引装置(SOVEREIGN Compact)

 白内障手術で使用する装置です。白濁した水晶体内容物を超音波振動で破砕して吸引除去します。また残存水晶体皮質を吸引する装置や、硝子体を切断吸引する装置も付属しています。

写真:超音波乳化吸引装置

WET-FIELD(Medtronic)

 眼科手術の際に使用する電気メスで。対極板がいらず水没した箇所にも使用可能です。眼科手術に適した低出力に設定可能です。

写真:超音波乳化吸引装置

冷凍凝固装置(KRIMED CRYOMEDICS 5000 CONSOLE)

 液体二酸化炭素でプローブの先が-60℃まで冷却されます。脱臼水晶体の娩出の際に、ピンセットではつかめない水晶体を吸着させて娩出します。

写真:冷凍凝固装置

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その他

角膜染色液

 装置ではありませんが、左がフルオレセイン液、中央がローズーベンガル液、左がリサミングリーン液。3つとも角膜表面の傷やびらん状態、涙液の被覆状態を観察します。手前にある滅菌軟膏棒で、適量角膜表面に塗布します。

写真:角膜染色液

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写真:ヨーダ

当院のマスコット犬のT.ヨーダです