マスナガ動物病院 東京都杉並区浜田山4-11-12
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循環器は命の大元です。心臓が悪くなると生きていけません。またその影響が色々な臓 器に波及して、一見循環器疾患ではないと思われるものもあります。 循環器疾患は高齢の犬や猫のものと思っていませんか?確かに高齢になってから発症す ることの多い疾患ではありますが、思いのほか若い犬や猫にもあります。先天異常を除い ても心筋症や僧帽弁不全症は若い犬や猫にも多い疾患です。 現在は診断技術や治療も進歩し、早期に発見し正しい治療で維持管理すれば寿命を全う することも不可能ではありません。 若いから大丈夫とは思わず、循環器疾患の検査も受診しましょう。
最近散歩に行きたがらないとか、食欲がないとか、体重が減ってきている等の現状をお 聞きした上で以下の様に診察を進めていきます。 聴診で心雑音がないか調べます。 レントゲン検査や心電図検査で心拡大やリズムの変調がないか調べます。 超音波検査で、心筋の厚さやその動きをリアルタイムで観察し、各弁の閉鎖不全がある 場合には、逆流の有無やその速度を調べます。 血圧を測定し、血行動態的な全身への影響を調べます。 血液検査やホルモン定量で全身の状態を調べます。 これらの検査を総合的に判断し、治療開始が必要か判断します。
・胸部レントゲン検査 ・心電図検査 ・血圧測定 ・超音波検査 このほかに全身の状態を把握するために、血液検査やホルモン定量を行います。