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猫のカゼ ☆FVRのお話☆

一口にカゼといっても色々ありますが、今回は猫の代表的なカゼFVRについておはな しします。


FVRてどんな病気?』

FVRの感染初期は、一般的には軽い発熱がある程度でこれといった症状はありません。 病気の活動期に入ってくると次のような諸症状が見られるようになります。

クシャミ: クシャミを連発し発咳きもみられます。興奮時や冷気にさらされたときにひどくなり一日中クシャミをし続けることもあります。
鼻水: 初めはサラサラした漿液性の鼻水ですが、二次感染を起こすと膿性のドロドロ したものに変わり鼻を詰まらせます。
結膜炎: 水様性の流涙に始まり、2次感染を起こすとともに膿性になります。それとと もに結膜浮腫を起こし瞼の裏側がハレあがり目が開きにくくなります。この病気は、これだけで死亡することはありませんが、猫という動物、鼻が詰まってし まうと消化器官に全く問題がなくても食事をしなくなってしまいます。このことは成長期 の子猫にとっては致命的です。
また鼻水や涙によって脱水が助長されされることによっても死亡することがあります。
また呼吸器への2次感染によって肺炎を併発することもあります。  


『どこでうつってくるの?』

FVRの原因ウィルスは、ヘルペスウィルスに属するごく一般的なウィルスです。したがってどこにでも感染源はあると思ってください。ただ一番の感染源は、病気にかかって、鼻 水や目ヤニを出している猫達です。そしてこのウィルスは、空気感染しますから特に接触がなくても、近くでクシャミをされただけでうつります。ですから外に遊びに行っている 猫ちゃんはいつうつされてもおかしくないと思っていてください。それともう一つ厄介な ことは、一度FVRにかかって治ったとしても、その猫はそれから2年間は、ウィルスを 保持し感染源になりうることです。見た目は健康でも感染源になっている猫がたくさんいるということです。


『もしかかってしまったら?』

クシャミを連発したり、涙や目ヤニが出ていたら外へ出すことはやめてください。そし  て食欲があるかどうか。元気があるかどうか。熱っぽくないかどうかを観察してください。 何か少しでもいつもと違うことがあるようでしたらすぐに動物病院での診察を受けて下さい。すぐに診察に行けない場合には、とにかく暖かくして、鼻が詰まっているようならそっ と拭いてあげてください。食欲がないようなら、食事を少し温めて匂いが強く出るようにしてあげてください。少しでも食事の匂いがわかれば食べてくれることがあります。    
とにかく体力の消耗を防いであげることです。2次感染を起こす前に治療を開始すれば 比較的早く完治させることが出来ます。

『予防法は?』                                 
予防接種用のワクチンがありますので、それを1年に1回接種してください。予防接種 をしておくことでかなり高率に感染予防が出来ます。  


 
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